温度計用センサーの基礎知識

温度管理ソフトでパソコンの熱暴走を防ぐ

パソコンを長年にわたって快適に利用したいのであれば、日頃からのメンテナンスは必須です。

その中でも特に重要なのが温度管理です。パソコンは一度に膨大なデータを処理するので、常に大量の熱が発生します。CPUやGPU、メモリ、HDDが主な熱の発生源で、CPUがフル稼働した場合は100℃を超えることもあります。これらのパーツは限界温度を超えないようにファンなどで冷却したりして温度の上昇が抑えられています。しかし、メンテナンスが不十分だと限界温度を超え熱暴走してしまう場合があります。

限界温度を超えるとパソコンは自動的に電源を落とす仕組みになっていますが、その際に各パーツが破損したりシャットダウンの影響でHDDやSSDなどに深刻なダメージが発生する可能性があります。パソコンの熱暴走を防ぐには日頃からの管理が重要で、その際にとても重宝するツールが温度管理ソフトです。このソフトはCPU、GPU、メモリ、HDD、SSDなどの温度を常時チェックして表示してくれます。

個別に表示されるので問題が発生している場所をすぐに特定し、対処することが可能です。大抵の問題はホコリの蓄積によるファンの排熱能力の低下、部品のスペック不足、ファン・部品・グリスの劣化なので、それらの問題を解決すれば改善が見込めます。温度管理ソフトはフリーのものが多く出回っていて気軽に導入できますので、一度使用されているパソコンの状態を確認してみては如何でしょうか。

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